2019年6月20日 18:44 | 無料公開
村上春樹さん(左)、隈研吾さん
早稲田大は20日、作家の村上春樹さんが寄贈する原稿や蔵書などの資料を活用した研究施設について、建築家の隈研吾さんが設計を担当すると発表した。名称は「国際文学館」(通称・村上春樹ライブラリー)で、2021年4月に開館予定。
東京都新宿区の早稲田キャンパス4号館の一部を改修する。親交のある村上さんの希望を受け設計を引き受けたという隈さんは「『生きたライブラリー』をつくりたいというのが村上さんの考え方。展示だけでなく、本を読み、コーヒーを飲みながら考え事ができるカジュアルで文化的な場所になれば」とコメントした。