ロシア軍元大佐ら4人起訴へ マレー機撃墜、殺人罪適用

 【ブリュッセル共同】ウクライナ東部で2014年に起きたマレーシア航空機撃墜を捜査している合同捜査チームは19日、同機を地対空ミサイルで撃ち落としたとして、当時「ドネツク人民共和国国防相」を自称していたロシア軍元大佐のイーゴリ・ギルキン氏ら4人を殺人罪で起訴すると発表した。来年3月に公判を始める方針を示したが、身柄確保のめどは立っていない。

 オランダやマレーシアなどの捜査チームがオランダ中部で記者会見した。起訴するのはギルキン氏らロシア人3人とウクライナ人1人。ギルキン氏は「ストレルコフ」の別名で知られる。


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