習主席、20日に初訪朝 14年ぶり、関係修復

 【北京共同】中国の習近平国家主席が20〜21日、北朝鮮を国賓として公式訪問し、金正恩朝鮮労働党委員長と会談する。中国主席の訪朝は14年ぶりで、習氏が主席就任後は初めて。北朝鮮による核・ミサイル開発で冷え込んだ中朝関係の修復を象徴する訪朝となる。

 中朝は今年10月に国交樹立70年を迎える。習氏は19日付の朝鮮労働党機関紙、労働新聞への寄稿で、米韓と戦った朝鮮戦争(1950〜53年)を念頭に「中朝は外部勢力の侵略に共に対抗し、独立を勝ち取るために戦ってきた」と伝統的な友好関係を強調。朝鮮半島問題解決へ積極的な役割を果たす意欲を表明した。


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