「STU48」劇場専用船で訓練 火災想定、メンバーも参加

心肺蘇生法やAEDの取り扱いの講習を受けるSTU48のメンバー=19日午後、広島市

 広島海上保安部は19日、瀬戸内海沿岸の7県を拠点とするアイドルグループ「STU48」が使用する劇場専用船で火災が起きたという想定の訓練を、広島国際フェリーポート(広島市)で実施した。消防などの関係機関やSTU48のメンバー24人ら計約100人が参加した。

 船内でステージ公演中に船底の機関室から出火したとの想定で、観客役の海上保安庁の職員やメンバーらが救命胴衣を身に着け、劇場スタッフの誘導に従って船外に出て避難した。またメンバーの一部は心肺蘇生法や自動体外式除細動器(AED)の取り扱いについても講習を受けた。


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