5月の訪日客277万人 過去最多も韓国、台湾からは減少

大阪・ミナミの名所、グリコの看板前でポーズを取る訪日観光客ら=4月

 観光庁は19日、5月に日本を訪れた外国人旅行者は、推計で前年同月比3・7%増の277万3100人だったと発表した。5月としては過去最多だったものの、韓国や台湾、シンガポールなどからの客は減少した。10連休で出国する日本人が増え、航空券が高騰したことがマイナスの一因になったとみられる。

 国・地域別の訪日客数は、トップの中国が13・1%増の75万6400人で、韓国が5・8%減の60万3400人、台湾が3・1%減の42万6500人と続いた。

 伸び率が大きかったのは、ベトナム41・6%、ロシア30・2%など。


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