大統領は戦争望まずと米国務長官 中東への増派はイラン抑止が目的

 【ワシントン共同】ポンペオ米国務長官は18日、南部フロリダ州タンパの中央軍司令部で記者会見し、ホルムズ海峡近くでのタンカー攻撃を受けた中東への米軍増派は「イランのさらなる攻撃の抑止」が目的と述べ、「トランプ大統領は戦争を望んでいない」と改めて強調した。

 ポンペオ氏はこうしたメッセージをイラン側に送り続けているとして、米国に緊張を高める意図はないと説明。その上で中国や日本、韓国などが「ホルムズ海峡で航行の自由が保証されることにより、エネルギーの輸送面で大きな利益を得ている」と指摘し、各国に「本当の脅威」を理解する必要があると語った。


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