鈴木宗男氏、参院選に強い意欲 維新比例で「最後の勝負」

記者団の取材に応じる新党大地代表の鈴木宗男元衆院議員=18日、東京都千代田区

 政治団体「新党大地」代表の鈴木宗男元衆院議員は18日、夏の参院選への立候補に強い意欲を示した。東京都内で記者団に「身を削ってでも最後の男の勝負をしたい」と述べた。日本維新の会から比例代表での出馬を想定している。

 鈴木氏は、5月に手術した食道がんについて「転移はないが、もう一度検査する」と説明。医師から7月下旬まで安静にするよう指示を受けたとしつつ「私としては変わらざる決意がある。後援会や関係者と相談し、早く結論を出したい」と強調した。

 17日に維新代表の松井一郎大阪市長と大阪市内で会い、比例での出馬を打診されたことも明らかにした。


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