2019年6月18日 18:08 | 無料公開
厚生労働省は18日、2018年度に全国のハローワークを通じて就職した障害者が延べ10万2318人に達し、過去最高を更新したと発表した。前年度から4・6%増えた。
障害者雇用促進法は民間企業に対し、従業員全体の2・2%以上の障害者を雇うよう義務付けている。以前は2・0%以上だったが18年4月から引き上げられており、障害者の就職を後押ししたとみられる。
同年度に新たに就職を希望したのは延べ21万1271人で、実際に就職できた人の割合は48・4%だった。
産業別では、医療・福祉が34・7%を占め、製造業は14・2%、卸売業・小売業は12・3%だった。