渋谷パルコ、11月下旬オープン 食や劇場で文化発信拠点に

新しい渋谷パルコの外観イメージ(竹中工務店提供)

 パルコは18日、建て替え中の渋谷パルコ(東京都渋谷区)を11月下旬にオープンすると発表した。多様な飲食店や洋服店を充実させるほか、日本生まれのキャラクターを扱う店舗が入る。演劇や落語の舞台となった「パルコ劇場」も客席数を約4割増やしてリニューアル。文化の発信拠点として生まれ変わる。

 投資額は約214億円。18日に東京都内で開いた記者会見で、パルコの牧山浩三社長は「パルコはエンターテインメントシティーである渋谷のへそとなりたい」と期待を込めた。

 新しいビルは地下3階、地上19階建て。パルコが地下1階から地上10階までを占め、約180店舗が入居する見込みだ。


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