政府、イランに核合意順守を要求 低濃縮ウラン貯蔵上限超過に懸念

 西村康稔官房副長官は18日の記者会見で、イランが核合意で定められた低濃縮ウラン貯蔵量の上限を27日に上回ると発表したことに関し「懸念を持って注視している。イランによる核合意の順守を引き続き強く働き掛けたい」と述べた。

 同時に「日本は国際的な核不拡散体制の強化と、中東の安定に資する核合意を一貫して支持している。イランを含む当事国による継続的な履行を期待したい」と強調した。


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