「ゴッホ自殺の拳銃」競売 パリ、数百万で落札予想

競売に掛けられる、ゴッホが自殺に使ったとみられている拳銃(ドゥルオ提供・共同)

 【ブリュッセル共同】オランダ出身の19世紀の画家ビンセント・バン・ゴッホ(1853〜90年)が自殺に使ったとみられている拳銃をパリの競売会社ドゥルオが近く競売に掛ける。欧州メディアが17日報じた。同社は4万〜6万ユーロ(約490万〜730万円)の値が付くと予想している。

 同社などによると、拳銃はゴッホがパリ北方の村に滞在していた1890年7月27日、宿泊先の宿屋から借り、自らの胸を撃つのに使ったとみられている。死亡したのは2日後の29日。ほとんどの研究者は自殺とみているが近所の子供による誤射説もある。


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