2019年6月17日 19:41 | 無料公開
サッポロホールディングス(HD)が2022年までに、国内最軽量となるビール缶に切り替えることが17日、分かった。この軽量化技術の一部をサントリービールが採用するなど、環境負荷の低減に向けた取り組みが広がっている。
サッポロHDによると、傘下のサッポロビールが製缶大手東洋製缶の技術を活用し、08年から缶の胴に当たる部分の軽量化をサッポロの北海道工場(北海道恵庭市)で採用している。さらに1缶350ミリリットル入りのふたを従来の3・1グラムから2・9グラムに減らす技術を大和製缶と開発した。