東証、午前終値2万1136円 一進一退、米中貿易摩擦が重荷

 週明け17日午前の東京株式市場の日経平均株価(225種)は前週末終値を挟み、一進一退で推移した。中国・香港市場の主要株価指数の上昇を好感した買い注文が入った半面、米中貿易摩擦の先行きに対する警戒感が重荷となった。

 午前終値は前週末終値比19円60銭高の2万1136円49銭。東証株価指数(TOPIX)は3・81ポイント安の1542・90。

 今月28、29日のG20大阪サミットで米中の通商協議が進展するかどうか依然不透明なことも市場の慎重姿勢につながった。

 一方、円相場が前週末に比べ対ドルで円安傾向となったことから投資家心理がやや改善、平均株価を下支えした。


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