那覇の公設市場で閉鎖式 22年新築へ、仮設7月から

最終日の営業を終え、後片付けをする第一牧志公設市場の関係者=16日午後、那覇市

 国内外の観光客でにぎわっていた沖縄の台所・第一牧志公設市場(那覇市)が16日、老朽化に伴う建て替えのため営業を終え、市場前で閉鎖式が開かれた。入居していた計約100店のうち84店が、西に約100メートル離れた仮設店舗で7月から商売を再開。新市場は2022年4月にオープンする予定だ。

 第一市場の始まりは、太平洋戦争後に露天商が集まってできた闇市。公設の市場は1950年に誕生した。取り壊される今の建物は、沖縄が米国の施政権下から本土に復帰してから約5カ月後の72年10月にできた。


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