ソマリアの過激派が16人殺害 首都と国境付近で爆発

 【ナイロビ共同】ソマリアの首都モガディシオの議会付近で15日、自動車に仕掛けられた爆弾が爆発し8人が死亡、16人が負傷した。空港へ向かう道路の検問所近くでも爆発があったが、死傷者はいなかった。

 一方、隣国ケニアで15日、ソマリアとの国境付近の道路脇に設置された爆弾が爆発し、車に乗っていたケニアの警察官8人が死亡した。ソマリアで活動するイスラム過激派アルシャバーブが、一連の爆発で犯行声明を出した。ロイター通信などが報じた。

 アルシャバーブは、国連の支援で2012年に発足した正式政府の打倒を掲げている。


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