2019年6月14日 18:03 | 無料公開
米プリンストン大のジェームズ・ガン名誉教授(公益財団法人稲盛財団提供)
優れた科学や芸術の功績をたたえる第35回京都賞に、宇宙の進化史解明に貢献した米プリンストン大のジェームズ・ガン名誉教授(80)ら3人を選んだと、主催する稲盛財団(理事長・稲盛和夫京セラ名誉会長)が14日、発表した。
基礎科学部門で選ばれたガン氏は、宇宙の正確な3次元地図を作る国際プロジェクトを主導。
先端技術部門の受賞が決まったのは米ロチェスター大のチン・W・タン名誉教授(71)。有機発光ダイオードの基本構造を考案し、有機ELディスプレーの実用化に寄与した。
思想・芸術部門にはフランスの女性演出家アリアーヌ・ムヌーシュキン氏(80)を選んだ。