米大統領、対中関税期限示さず 首脳会談に意欲

 【ワシントン共同】トランプ米大統領は12日の記者会見で、中国への制裁関税「第4弾」の発動に関し「期限はない。(頭を指さし)ここにある」と述べ、具体的な時期への言及を避けた。月末の20カ国・地域首脳会議(G20大阪サミット)に合わせて「習近平国家主席と会談する」と改めて意欲を示した。

 トランプ氏は制裁関税で企業が中国から生産拠点を移していると説明し「中国は米国と取引しなければならないだろう」と歩み寄りに期待を示した。メキシコとの不法移民対策での合意を例に「関税なしではメキシコと合意できなかった」と強調した。


  • LINEで送る