2019年6月12日 19:24 | 無料公開
大阪府吹田市内の小学校に通う小学5年の女児が1〜2年生だった2015〜17年にかけ、同級生の複数の男児から暴行されるなどのいじめを受け、骨折や心因性の視力障害を負っていたことが12日、分かった。市が設置した第三者委員会が明らかにした。第三者委の調査報告書は、学校側が女児のいじめ被害の訴えに組織的な対応を取らなかったと批判している。
報告書によると、女児は15年秋〜17年3月、男児からボールを投げつけられたり、ランドセルを引っ張られたりする暴行のほか、きょうだいの悪口や「ガリガリ君」とあだ名を付けられるなどのいじめを継続的に受けていた。