管理局、「適正校」認定取り消し 名古屋、東京福祉大系専門学校に

「適正校」の認定を取り消された東京福祉大系列専門学校=12日午後、名古屋市中区

 多数の留学生が所在不明になっている東京福祉大(本部・東京都豊島区)の系列専門学校「保育・介護・ビジネス名古屋専門学校」(名古屋市中区)に対し、名古屋出入国在留管理局が今月3日、留学生の在籍管理が適切とされる「適正校」の認定を取り消していたことが12日、分かった。愛知県や同管理局が調査していた。

 法務省によると、留学生が在籍する教育機関で、不法残留となる割合が5%以下などの条件を満たした場合に適正校とされ、生徒は出入国在留管理局への学習意欲や所得を証明する文書の提出が一部免除される。


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