柔道の男子日本代表が強化合宿 世界王者・阿部、左足痛める

強化合宿で練習する阿部一二三(上)=横浜市

 柔道の世界選手権(8月25日〜9月1日・日本武道館)に出場する81キロ級以下の男子日本代表が11日、横浜市の国学院大で強化合宿を公開し、3連覇を狙う66キロ級の阿部一二三や73キロ級で16年リオデジャネイロ五輪覇者の大野将平らが精力的に稽古した。

 阿部は乱取り中に左足首付近を痛め、約1時間で練習を中断。患部を固定し、氷で冷やした。阿部はトレーナーの肩を借りて引き揚げたが「大丈夫です」と笑顔で話した。

 66キロ級は丸山城志郎も代表。初の世界選手権に挑む丸山は、全日本選抜体重別選手権決勝で阿部を下した際に右手首を痛め、本格的な稽古を再開したばかりと明かした。


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