プラ再利用で五輪表彰台作成 19日からイオン店舗で回収

 2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会は11日、使用済みプラスチックを再利用して大会時の表彰台を作る計画の概要を発表した。19日から流通大手イオンの全国の店舗で回収を始める。持続可能性に配慮した取り組みの一環として、組織委は今月末に大阪で開かれる20カ国・地域首脳会議(G20サミット)でも展示ブースを設けてPRする。

 プロジェクトはIOC最高位協賛社であるP&Gが協力。同社が既に回収した海洋投棄プラスチックも活用する。表彰台の骨組みには聖火リレーのトーチと同様、東日本大震災の被災地の仮設住宅で使われたアルミサッシの廃材を活用することも検討している。


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