2019年6月10日 19:38 | 無料公開
受動喫煙対策を強化する改正健康増進法の一部が7月に施行されるのに合わせ、茨城県は10日、県庁舎や県の出先機関の敷地内を7月1日から全面禁煙にすると発表した。設置されている喫煙所は全て撤去し、屋外にも設けない。県担当者は「来庁者や職員の受動喫煙を防ぐため、喫煙場所をつくらず全面禁煙とした」としている。
県によると、県庁舎では、正面玄関入り口付近など2カ所に設置されている喫煙所を撤去する。出先機関のうち、保健所などは既に全面禁煙を実施している。
同法により、7月から行政機関、学校、病院などが屋内で禁煙となる。一定条件を満たした場合、屋外に喫煙所を設置できる。