朝乃山関が富山に帰郷 「満足せず上を目指す」

 大相撲夏場所で初優勝した平幕の朝乃山関(25)が31日、出身地の富山市に帰郷して記者会見を開き「自分の相撲を貫いた。喜びはそんなにないので、満足せずに上を目指したい」と抱負を語った。

 記者会見は富山県民会館で行われ、多数のファンに出迎えられて「おめでとう」との掛け声と大きな拍手を受けた。市内には横断幕が掲げられ「いつも通り帰ってきたけれど、優勝したんだという気持ちになった」と地元の応援に感謝した。

 数日間滞在し、明日以降は富山商高相撲部時代の恩師、故浦山英樹監督の墓前に優勝を報告する予定。「これからも土俵の上で見守ってもらいたい」と伝えるという。


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