車列襲撃、兵士ら25人殺害 ナイジェリア、過激派か

 【ナイロビ共同】ナイジェリア北東部ボルノ州で25日、住民が乗った車列を武装勢力が襲撃し、警護していた軍兵士や住民少なくとも25人を殺害した。ロイター通信が治安当局者の話として報じた。ボルノ州を拠点にするイスラム過激派ボコ・ハラムの犯行とみられる。

 ボルノ州では22日にも、過激派組織「イスラム国」(IS)に忠誠を誓うボコ・ハラムの一派が「軍部隊を襲い兵士20人を殺害した」との声明を出した。ブハリ大統領はボコ・ハラムの掃討を公約に掲げて2月に再選されたが、襲撃がやむ兆しは見えない。

 住民らは約50台の車に分乗し、ボルノ州の村から避難する途中だった。


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