国会前で辺野古移設反対派が集会 「民意は埋め立てられぬ」

国会前で開かれた、米軍普天間飛行場の沖縄県名護市辺野古移設に反対する集会=25日午後

 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古移設に反対する市民団体などが25日、国会前で集会を開き、文化人や市民、野党議員らが「政府は沖縄の民意を埋め立てることはできない」などと訴えた。

 「基地の県内移設に反対する県民会議」などが主催。主催者発表によると、国会周辺には約5千人が集まった。この日は「示そう辺野古NO!の民意を」として、他にも各地で集会などが開かれた。

 辺野古移設を巡っては、2月の県民投票で辺野古沿岸部の埋め立て反対が7割超となったが、政府は工事を進めている。


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