藤井七段が地元・愛知で公開対局 「鋭い攻め」見せ勝利

プロ入り後初めてとなる地元愛知県瀬戸市での公開対局で、木村一基九段(右)と対戦する藤井聡太七段=25日午後

 将棋の最年少プロの藤井聡太七段(16)は25日、愛知県瀬戸市で開かれたイベントで、プロ入り後初めて地元での公開対局に臨んだ。「鋭い攻めを見せたい」と話していた藤井七段が木村一基九段(45)に勝利した。

 会場には市民ら約1500人が詰め掛け、ステージ上での約1時間の対局を見守った。藤井七段は終了後「自分も楽しみにしていた。地元なので緊張せずに指せた」と拍手に応えた。

 イベントは子どもに将棋の魅力を伝えようと瀬戸市などが企画した。小学生以下の大会も行われ、上位12人が藤井七段との指導対局を楽しんだ。


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