「スープラ」販売に自信 トヨタの開発責任者、多田氏

インタビューに答えるトヨタ自動車の多田哲哉氏

 トヨタ自動車が17年ぶりに復活させたスポーツ車「スープラ」の開発責任者、多田哲哉氏(62)は25日までに共同通信などのインタビューに応じ「趣味性が高い車はカーシェアリングの時代になっても買ってもらえる」と述べ、販売に自信を示した。車の所有にこだわらない人が増える中、運転の楽しさを発信し、ファンを拡大する。

 多田氏は「シェアリングが広がると、近くに止まっている車にスマートフォンをかざすだけで乗れるようになる」と述べ、車の保有台数は減少していくとの見方を示した。一方、スポーツ車は「人の愛情や思い入れが深い」とし、自分で所有するニーズは高いと強調した。


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