中東へ米軍1500人増派 トランプ大統領表明

トランプ米大統領

 【ワシントン共同】トランプ米大統領は24日、イランとの対立で緊張が高まる中東地域に米兵1500人を追加派遣すると表明した。駐留米軍の安全確保など防護的措置と位置付けている。シャナハン国防長官代行が同日、派遣方針を議会に通知した。

 トランプ氏はホワイトハウスで記者団に「現時点でイランが私たちと戦うことを望んでいるとは思わない」と強調した。シャナハン氏は声明で派遣決定に関し「(米軍などへの)敵対行為の可能性を減らすことが目的だ」と説明した。

 追加されるのはミサイル迎撃のための地対空ミサイル「パトリオット」を運用する部隊や偵察機、戦闘機の部隊。


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