西島秀俊が緊張あいさつ 映画「空母いぶき」初日

 漫画家かわぐちかいじさんの人気作を実写映画化した「空母いぶき」の初日舞台あいさつイベントが東京都内で開かれ、俳優の西島秀俊、佐々木蔵之介らが登場した。

 物語の舞台は、国籍不明の軍事勢力から突如攻撃され、未曽有の危機に陥った近未来の日本。海上自衛隊が派遣した航空機搭載型護衛艦「いぶき」の艦長を西島、副長を佐々木が演じる。

 緊張の面持ちの西島は、まだ日が高いにもかかわらず「こんばんは」とあいさつ。「映画の余韻を壊さないようにと思っていたけど、一言目を間違えてしまって反省しています」と頭をかいた。

 群司令役の藤竜也が「撮影初日から(西島と佐々木の)2人とも準備万端整って、完璧だった」とたたえると、西島は「たくさんの自衛官の方に話を聞き、護衛艦にも乗せてもらうことができた」と振り返った。

 観客からの温かい拍手に、佐々木は「本当に報われた思い。キャストやスタッフ、協力してくれた自衛隊の皆さんと分かち合いたい」と喜んだ。

 他に共演の本田翼、市原隼人、深川麻衣と若松節朗監督が登壇した。


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