2019年5月24日 06:42 | 無料公開
23日、米ホワイトハウスで話すトランプ大統領(ゲッティ=共同)
【ワシントン共同】トランプ米大統領は23日、禁輸措置の対象とした中国通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)に関し「貿易協定の一部に含むことは可能だ」と述べ、対中交渉の取引材料として制裁を緩和する可能性を示唆した。
ファーウェイは「安全保障面でとても危険だ」と指摘しながらも、「もし中国と合意すれば、その一部に含まれていることを想像することができる」と語った。
またトランプ氏は、6月下旬に大阪で開かれる20カ国・地域(G20)首脳会合に合わせて「中国の習近平国家主席と会談するのを楽しみにしている」と話し、会談への意欲を改めて示した。