2019年5月21日 10:58 | 無料公開
情報セキュリティー会社トレンドマイクロ(東京)は21日、コンピューターシステムが不正なアクセスを受け、一部の機密情報が外部に流出したと発表した。現時点で顧客情報や、ウイルス対策プログラムなど製品の根幹に関わる情報の漏えいはないと説明している。
不正アクセスを受けたのは、研究分析をするテストラボ環境という領域で、ウイルスなどによってソフトウエアの不具合が生じた際、原因を突き止めるために作成するファイルの情報が流出したという。
サイバー攻撃を受けた地域や相手先については「法執行機関と調査協力を進めているため、詳細は明らかにしていない」とした。