元貴乃花親方、社団法人を設立 相撲通じ青少年育成へ

「一般社団法人貴乃花道場」設立について記者会見する元貴乃花親方=19日午後、東京都千代田区のホテル

 昨年10月に日本相撲協会を退職した元貴乃花親方(元横綱)の花田光司氏(46)が19日、東京都千代田区のホテルで記者会見し「一般社団法人貴乃花道場」の設立を発表した。相撲道を通じた青少年の育成や、その精神を国内外に普及することなどを目的としている。

 花田氏は現役時代に史上6位の優勝22度を記録。「平成の大横綱」と称され、大相撲ブームの立役者となった。2003年初場所での現役引退後は貴乃花部屋の師匠となり、新大関となった貴景勝らを育成した。

 「貴乃花道場」の理事長は国連教育科学文化機関(ユネスコ)元事務局長の松浦晃一郎氏が務める。


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