認可保育、4人に1人落選 自治体待機児童調査

 政令市や東京23区などを対象に、認可保育所や認定こども園の今年4月入所の状況を尋ねたところ、待機児童の大半を占める0〜2歳児の約4人に1人が落選していたことが分かった。比較的入所しやすいとされてきた3〜5歳児もほぼ同水準だった。10月からの幼児教育・保育無償化で3〜5歳児は原則全世帯が無償化され、保育ニーズがさらに変化することも予想される。

 調査は政令市と東京23区、昨年4月時点で待機児童が100人以上の市や町、計75自治体を対象に共同通信社が実施。今年4月入所募集に対する新規申込者数や内定者数などの最新集計を尋ね、65自治体から回答を得た。


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