政府、認知症の治療法開発強化 「未発症」の治験推進が柱

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 政府は認知症の治療法の開発強化に乗り出す。治療薬の臨床試験(治験)に、認知症になる可能性がある人の参加を増やす仕組みを構築するのが柱で年内に始める。こうした「未発症」段階での研究を推進することにより発症のメカニズムを解明し、早期の診断や予防法の開発につなげる。16日に公表した認知症対策の大綱素案に明記した。

 認知症の治療法は現在、確立されていない。脳に病変はあるが、症状が出ていない人を集めることが難しく、研究開発のネックになっているとの指摘がある。