2019年5月16日 19:16 | 無料公開
群馬、長野県境にある草津白根山の噴火に備え、群馬県や草津町、専門家らでつくる同山の防災会議協議会が16日までに避難計画を初めて策定した。草津白根山は現在噴火警戒レベル2(火口周辺規制)の白根山や、昨年1月に噴火し、現在警戒レベル1(活火山であることに留意)の本白根山などが含まれる。
御嶽山の噴火を教訓に2015年に施行された改正活火山法は、活火山の周辺自治体に対し、情報伝達方法や避難ルートといった対策を地域防災計画に盛り込むよう義務付けている。策定は今年4月19日付。
草津町の黒岩信忠町長は「避難計画はありとあらゆる事態を想定して作った」と話した。