読売テレビ、担当Pが映像確認 人権に配慮欠き改めて謝罪

 読売テレビ(大阪市)の報道番組「かんさい情報ネットten.」が性別を巡り不適切な取材をした問題で、同社は15日、担当プロデューサーが放送前に映像を2回確認していたことを公表した。同日の番組内で、放送までの経緯を約20分間にわたって説明。人権への配慮が「完全に抜け落ちていた」と改めて謝罪した。

 同番組によると、大阪市内で4月16日に撮影して編集した映像を、放送日までに2回とも同じプロデューサーがチェックした。しかし、人権や社会的な影響について議論にはならなかったという。同社の山川友基解説委員は15日の放送でチェック体制の改善を進めると述べた。


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