アジア決済アプリを日本でも 「アリペイ」、加盟店開拓急ぐ

インタビューに応じるアントフィナンシャルの井賢棟CEO

 世界最大のスマートフォン決済「アリペイ」を運営する中国金融大手アントフィナンシャルの井賢棟(エリック・ジン)最高経営責任者(CEO)が13日、共同通信のインタビューに応じ「(運営会社に出資するアジアの)9カ国の決済アプリの利用者が、アリペイの基盤を用い、日本国内でも使えるようにしたい」と述べた。

 今後中国に加え、アジア各国からの訪日観光客の利便性向上に向け、国内加盟店の開拓を一段と加速する。

 アリペイはタイ、インドネシア、インド、韓国など9カ国の大手決済アプリ運営会社に出資。利用者数は計10億人に達する。


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