2019年5月8日 16:53 | 無料公開
稽古総見で汗を流す横綱白鵬=6日、両国国技館の相撲教習所
右上腕に負傷を抱える大相撲の横綱白鵬は8日、東京都墨田区の宮城野部屋での朝稽古を休み、夏場所(12日初日・両国国技館)への出場が厳しい状況となった。
師匠の宮城野親方(元幕内竹葉山)によると、白鵬は8日に病院へ行き、9日に師弟で出場の可否について話し合う予定。3月の春場所千秋楽で痛めた患部は筋肉の一部が断裂している。同親方は「(受傷時に)7割は切れていて、医者は(全治に)1カ月半かかると言っていた。(筋肉が)くっついているかどうかだ」と説明した。
白鵬は42度目の優勝を果たした春場所の後、相撲を取る稽古を再開していない。