大船渡高・佐々木、右翼で4安打 地区1位で春季岩手県大会へ

高田戦で安打を放つ大船渡の佐々木朗希=岩手県住田町

 高校野球の春季岩手大会沿岸南地区予選は6日、岩手県住田町で行われ、球速163キロをマークして注目を浴びる大船渡の佐々木朗希投手は高田戦に登板せず、「4番・右翼」で4安打2打点と活躍してチームの第1代表決定に貢献した。試合は7―0で快勝した。

 一回に右前へ先制打を放つと、五回にも中前への適時打で打点を挙げた。中軸の役割を果たし「みんながつないでくれたので、自分もつなぐ気持ちでいった」と話した。

 春季東北大会出場を懸け、今月中旬から県大会が始まる。「私立や強い高校が多いと思うので、その中でも自分たちの力が発揮できるように頑張っていきたい」と闘志を燃やした。


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