大相撲、白鵬が立ち合いを確認 負傷後初、夏場所出場は慎重判断

稽古で立ち合いの確認をする白鵬(左)=東京都墨田区の宮城野部屋

 右上腕の負傷のため大相撲夏場所(12日初日・両国国技館)の出場が不透明な横綱白鵬は5日、東京都墨田区の宮城野部屋で、相手を立たせておいて自分がぶつかっていく動作をこなした。立ち合いの動きをするのは先場所千秋楽にけがをしてから初めて。三段目力士に右喉輪などを試し「日に日にという感じ。不安はあるけど、痛みはなかった」とうなずいた。

 ぶつかり稽古で胸を出し、てっぽうを打つ強さも増した。令和最初の場所まで残り1週間で「出たい。ただ、出るからには結果を残さないといけない。自分の心と体と闘っていく」と慎重に出場の可否を判断する方針。


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