2019年4月26日 18:20 | 無料公開
大相撲の春巡業で稽古をする高安(左)と逸ノ城=26日、東京都青梅市
大相撲の春巡業は26日、東京都青梅市で行われ、夏場所(5月12日初日・両国国技館)で初優勝を目指す大関高安が先場所14勝の平幕逸ノ城に7勝1敗と調子を上げてきた。
高安はけんか四つの相手に対し、左を差し勝って辛抱強く寄る取り口が目立った。「集中して相撲を取った。満足はしていない」と引き締まった表情。「地道に1人でやる稽古が一番きつい。それをしっかりやらないといけない」と話した。
新大関貴景勝は平幕阿武咲に4勝3敗だった。押し合いからいなして相手の体勢を崩す得意の攻めが多かった。「体の反応は悪くない。体調は問題ない」と述べた。