五輪とパラ、同じ公式服装に 日本選手団「共生社会の象徴」

 2020年東京五輪とパラリンピックの日本選手団が開会式などで着用する公式服装が同じデザインとなることが26日、分かった。日本オリンピック委員会(JOC)と日本パラリンピック委員会(JPC)が「共生社会の象徴となる」として合意したもので、製作する業者を公募し、8月下旬に契約先を決める。

 デザインは「ニッポンを纏う」をコンセプトに、「歴史と伝統の継承」や「国民との一体感」を想起させる案を求めている。開会式の入場行進で着用する服はジャケットに限らず、ポロシャツやハーフパンツも含めて自由な提案を受ける考え。結団式などで使用する「式典服」はブレザーなどで統一する。


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