2019年4月26日 11:54 | 無料公開
平成最後の取引となる26日午前の東京株式市場は、10連休を控えて当面の利益を確定しようとする売りが優勢となり、日経平均株価(225種)は反落した。円高進行や景気減速懸念も相場の重しとなり、下げ幅は一時200円を超えた。
午前終値は前日終値比152円34銭安の2万2155円24銭。東証株価指数(TOPIX)は12・68ポイント安の1607・60。
朝方発表された3月の鉱工業生産指数速報が市場予想を超えて悪化したことに加え、半導体市況の先行き懸念が広がり、市場の不安心理が強まった。
日米財務相会談により、市場では円高ドル安を警戒する見方もあった。