全日本体操、26日開幕へ 両肩痛の内村「ぎりぎりの状態」

個人総合の全日本選手権を前に記者会見する内村航平=25日、高崎アリーナ

 体操の世界選手権(10月・シュツットガルト=ドイツ)代表選考会を兼ねた個人総合の全日本選手権は26日、群馬県の高崎アリーナで開幕する。25日は公式練習が行われ、男子は昨年3位で連覇が「10」で止まった内村航平が両肩の痛みで技の難度を下げる意向を明らかにした。「今回はぎりぎりの状態。ミスを出さずに、まずは代表に入ることが最優先」と語った。

 昨年最年少優勝を果たした20歳の谷川翔は「2連覇したい思いは強い」と意気込んだ。昨年2位の白井健三は左足首痛からの回復が順調のようで「技がフルに戻っているわけじゃないけど、体の動きは戻ってきている」と話した。


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