過激派家族、テロ直前に行方不明 スリランカ連続爆破

スリランカ・コロンボ市内で、通行する車両を調べる治安関係者=25日(共同)

 【コロンボ共同】スリランカの連続爆破テロで、関与が疑われる地元イスラム過激派「ナショナル・タウヒード・ジャマア(NTJ)」のリーダーとされるザフラン・ハシムという名の男の家族が、テロ3日前の今月18日以降、自宅から行方不明になっていることが分かった。地元紙が25日、東部バティカロア近郊に住む妹の話として報じた。男は自爆した可能性などがあり消息ははっきりしない。

 スリランカ陸海空軍と警察は、依然テロの脅威があるとして関係者の追跡を25日も続行。政府関連施設の警備を強化したほか、国外逃走を防止するため漁港の警備も増強した。


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