2019年4月25日 18:03 | 無料公開
2019年度文化交流使に指名された(左から)黒田鈴尊さん、清水利仲さん、田村圭吾さん、中村京蔵さん、三谷純さん、森隆宏さん=25日午後、文化庁
文化庁は25日、日本の芸術や文化を広めるため海外に派遣する2019年度の文化交流使に、歌舞伎俳優の中村京蔵さん(63)や、京都市の京料理「萬重」若主人の田村圭吾さん(49)ら6人を指名した。文化庁が渡航費や滞在費を負担し、1〜2カ月間活動する。
これまでも海外で舞踊を披露してきた中村さんは、11〜12月に米国やキューバ、メキシコで歌舞伎の解説と実演を行うほか、演劇関係者と交流する。
ほかに尺八奏者の黒田鈴尊さん(35)、愛知県安城市の和菓子店「両口屋菓匠」顧問の清水利仲さん(69)、筑波大教授の三谷純さん(43)、盆栽師の森隆宏さん(40)が指名された。