志賀草津道路再び通行止め 注意のチラシ、一部配らず

 草津白根山の白根山の火山活動に伴い一部通行止めになり、19日に全線開通した群馬県草津町と長野県を結ぶ観光ルートの志賀草津道路(国道292号)について、群馬県は24日朝から、再び通行止めとした。町によると、規制解除の条件として、通行する全車両に配布するとしていた噴火への注意を呼び掛けるチラシが、一部車両に配られていなかった。

 黒岩信忠町長は取材に対し、「町の不手際だった」と謝罪した。町がチラシ配りを委託していた草津観光公社の職員が、カーブで視界が悪く危険だとして、一部で配るのをやめていたという。


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