動物看護師、国家資格へ法案 超党派議連が提出へ、与野党賛同

 動物病院で獣医師が行う診療の補助などに携わる「動物看護師」を国家資格に規定する新法案を超党派の議員連盟がまとめ、今国会に提出する方針を固めたことが24日分かった。ペットを家族同様に愛育する人が増えている現状を踏まえ、質の高い診療を提供するのが狙い。法案には与野党が賛同しており、今国会中にも成立する見通しだ。

 動物看護師は診療の補助のほか、入院中の動物の世話や窓口業務などを幅広く担っている。業界団体が設けた認定資格を取得するのが一般的だが、資格を持たない人が動物看護師として働くのは禁じられていない。

 新法案は「愛玩動物看護師法案」(仮称)。


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