世界パラ陸上、神戸開催決まる 21年9月、国内初

 神戸市は23日、2021年9月に開かれるパラ陸上の世界選手権の開催地に決まったと発表した。大会は2年に1度行われており、国内初開催となる。

 会場はユニバー記念競技場(同市須磨区)を予定。設備が古くなっているので、市は約2億8千万円を投じて車いす用の観客席や補助競技場などを改修。約100カ国から選手約1400人の参加が見込まれている。

 市によると、16日に国際パラリンピック委員会(IPC)からメールで神戸開催の連絡を受けた。20年に東京パラリンピックが開かれることで、障害者スポーツへの関心が高まっていることが評価されたとみられる。パリも立候補していた。


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