2019年4月23日 19:22 | 無料公開
23日、スリランカ西部ネゴンボで営まれた連続爆破テロの犠牲者の葬儀。ひつぎのそばで女性が泣き崩れていた(ロイター=共同)
【コロンボ共同】スリランカの国防担当の国務大臣は23日、連続爆破テロに関し「初期の捜査の結果、ニュージーランドで起きた銃乱射事件の報復としてイスラム過激派が実行したことが分かった」と議会で述べた。3月の銃乱射事件ではモスク(イスラム教礼拝所)が襲われた。ロイター通信によると、警察当局はテロに関与した疑いで、これまでに計40人を拘束。シリア人が1人含まれている。
スリランカ政府は国内のイスラム過激派がテロを実行したとの見方を示しているが、背後に国際的な組織のメンバーが関わっている可能性が高まった。21日のテロでは321人が死亡、500人以上が負傷した。